【遊戯王だけ考察する世界】田舎デュエリストブログ

田舎デュエリストたちよ、立ち上がれ。

田舎のデュエルスペースあるある~絶望的な民度の低さ~

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※ 本題については下の方です。忙しい方は下の方までスクロールしてください。

 

 

田舎のデュエルスペースと心霊スポットにはある共通点があった!

それは・・・

 

 

「絶対に近づいてはいけない」

 

 

私には昔田中という友達がた

大学を卒業するまではかつて遊んでいたカードゲームを断ち勉学に励んでいた彼はまじめすぎる男であった

 

社会人になった彼はふと立ち寄ったコンビニでカードゲームのパックと出会い

 

回を重ねるごとに好きになっていった

 

彼が使うデッキはドラゴンナイトデッキ

 

テレビアニメで見たドラゴンナイトを使ってみたかったのである

 

 

ある日の19時ごろ

 

珍しく早めに退社できた彼はその日はどこか遊びに行きたい気分になった

 

お気に入りのデッキを車に乗せていた彼はこう思った

 

「ちょうどいい!」

 

大好きなカードゲームで遊びたかった彼はカードショップへ行くことにした

 

 

地元のカードショップをスマホ調べる

 

数件ヒットしたのだがどれも営業時間が終了している

 

「やっぱ田舎の店は閉まるのが早いな」

 

すると一覧の中に一件だけ開いているカードショップがあった

 

「よかったよかった」

 

今いる場所から車で1時間ほど離れた場所にあるそのカードショップは、駅から離れた山の方にあった

 

自分のデッキを試したくてしょうがない彼には1時間くらいどうってことなかった

 

その日はとても運が良く、渋滞はおろか赤信号にすら捕まらずに予定よりも10分ほどはやく到着した

 

「こんな場所じゃ客も集まらないだろう」

 

あまりに人気のない場所に建てられたその店

 

レンガでできた大きめの店であった

 

夜間営業ということで足元が見える程度の明かりがついていた

 

「IN」と書かれた紫色に光る看板を見つけ 右折でそこへ車線をまたいで入る

人通りが少ないため対向車はいなかった

 

「紫色の看板なんてカードショップらしいな」

 

店の裏側に駐車場があったため、車をそこまで持っていき車を停め、自分のデッキを持って車を降りた

 

辺りはすでに暗くなっていた

 

車は数台停まっており、自分のやっているカードゲームをやっている人がいるかもしれないとワクワクしていた

 

歩いて店の入り口まで向かう

 

建物の左側を通り

 

建物の反対側まで着いた彼はあることに気づく

 

「扉が無い」

 

建物の壁の真ん中には若者がやったであろう落書きのようなものが書いてあるだけで何もない

 

しかし彼はすぐに気づいた

 

「なるほど、右側が入り口だったのか」

 

右側に入り口があるのに駐車場から左回りで行った自分はバカだなあ、なんて思いながら

 

右側の入り口に向かって歩き出す

 

「よし、ついた。ん??」

 

彼は驚いた

 

なんとそこにも入り口が無いのである

 

 

本当にこの場所であってるのかと彼はスマホで調べようとした

 

しかし

 

「あれ電源が入らない」

 

しかしすぐに彼は

 

「そういえば今日は一日会社で働いてたからきっと充電無くなったんだな」

 

と思った

 

「待てよ、車にスマホの充電器が」

 

店の入り方すらわからないのでしょうがなく車に戻ることに

 

駐車場まで戻るためにまた右側へ歩き出す

 

角を曲がるとそこは

 

「おいここは駐車場じゃなかったのか?」

 

曲がった先に見えたのは駐車場ではなく行き止まりであった

 

「はあ俺は疲れすぎてるな」

 

最近は休みなく働いていた彼は自分が疲れすぎて右と左の区別がつかなくなっているのだと思った

 

すると

 

「お、ここか」

 

そこには店の入り口があったのである

 

「ふう、これでようやく入れるな」

 

木でできた扉で、中は見えないようになっていた

 

扉を開ける

 

ギィイイイ

 

少し不気味に感じる音であった

 

「これは修理した方がいいよ」

 

文句を言いながら店内に足を踏み入れるとそこには

 

「おお、すげーな」

 

たくさんのカードパックやシングルカードが展示されているショーケース、スリーブやカードケースなど、彼がほしいものがすべて揃っていた

 

広い店内は迷路のようになっていた

 

ドラクエのダンジョンみたいで楽しいな」

 

そして一番奥には対戦をするためのデュエルスペース

 

「よし、待ちに待った対戦だ」

 

いずれも大人の客が数人いたが皆それぞれ自分のデッキをチェックしているらしく対戦している者は一人もいない

 

「あのー」

 

彼がそこへやってくると

 

「ダッダッダッダッダッダッダッダッダ!!」

 

そこにいたものたちが一斉に彼のもとへ近づいてきて

各々のデッキを前に出し、手足や体をくねくねと動かしたり、自分以外のものを手で押しのけたりしている

 

彼はそれを見て

 

(やっぱカードゲームみたいなオタクっぽい趣味の人ってこういう人が多いんだな)

 

と考えた

 

少々不気味ではあったが

 

「はじめまして皆さん、田中と申します」

 

しかし誰も一言も発しない

 

相変わらず手足や体をくねくねさせているばかりである

 

きっとコミュニケーションが苦手なのだなと思った彼は

 

「やります?」

 

とにこやかに彼のデッキを取り出して、皆に見せる

 

すると皆首を上下に動かし、そうそうそれそれ、という雰囲気に変わっていった

 

皆が自分と対戦したいことがわかった彼は

 

「えーと、じゃあ、あなた」

 

指名したのは小太りで20代後半くらいの男

 

指名された男は飛び跳ねながら喜び涙まで流していた

 

「いやいやそんなに喜ばなくても・・」

 

逆に指名されなかった周りのものたちは肩をがっくりと落とし最初の場所へと戻っていった

 

小太りの男と対面になるようイスに座って自分のデッキを取り出す

 

「いやーこのお店はじめて来るんですけど、なんかゲームの世界みたいな雰囲気ですよね」

 

返事は返ってこなかった

 

(全く、無視かよこいつ)

 

そしてデュエルがはじまった

 

ジャンケンで先攻後攻を決める

 

「ジャンケンポン!」

 

彼がグーを出して小太りの男がチョキ

 

「よーし僕が先攻ですね」

 

すると小太りの男は机をバンバン叩いて悔しがっている

 

それもものすごい強さで叩いていた

 

(・・・怖い)

 

あまりのマナーの悪さにドン引き

 

彼が使用するのは、ドラゴンナイトデッキである

 

アニメで見て憧れていたデッキである

 

「ドロー!」

 

その瞬間

 

彼の脳裏にあることが浮かんだ

 

(ちょっと待て、やっぱりこの店はおかしい。入り口だって最初はあんなところに無かったし、客も全員様子がおかしいし)

 

「はっ・・・!?」

 

彼はそのときようやくわかった

 

(これは呪いのデュエルなんだ。おそらくこのデュエルで負けるとあの小太りの男は解放されて、代わりに俺がこの店に・・・)

 

そう男はいつのまにか恐ろしいゲームに巻き込まれてしまっていたのである

 

(そういえば、あのとき店の裏にあった落書き・・・)

 

最初に行った店の裏には落書きがあった、そこに書いてあったのは

 

「グーを出せ」

 

(なるほど、あれはきっと誰かが書いてくれたのであろう。ありがとう・・誰か)

 

そして彼は

 

 

先行でドラゴンナイトを召喚し、ドラゴンナイトの効果で相手の手札を全て墓地に捨てさせ相手のドローフェイズをスキップして普通に勝ってなんか不気味なのでそのまま店出て家帰って風呂入って寝て次の日仕事行って社内で彼女できてそのまま結婚して今では三人の子供と幸せに暮らしていましたとさ

めでたしめでたし

 

 

 

本当にあった怖いカードショップ第一夜 終わり

 

 

 

 

田舎のデュエルスペースはかなり利用しずらいです

 

理由の一つに「民度」があります

 

気性が荒かったり子供などに対して失礼だったりと、嫌な人がいっぱいいます

 

どうしてデュエルスペースに入り浸っている連中はこのような人ばかりなのかというと

 

例えるならば、「汚れた水をろ過する装置」です

 

ろ過装置に水を入れると、一番下からきれいな水が流れてきます

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↑ろ過装置はこんなの

 

これは段階を踏んで余分なものが排除されていくからです

 

田舎のデュエルスペースはまさにろ過装置

 

常識ある人たちは段階を踏んで自ら立ち去っていきます

 

これはひどい

 

 

まとめ

 

これでは新規の人が遊べる場所がありませんね

 

改善策はこちら

↓ ↓ ↓ ↓

 

編集中

 

 

記事作成者 SOH