【遊戯王】開闢の使者と終焉の使者は人気【混沌を制す者】
混沌を制す者という大昔のパックに収録された二枚のカードは、カード一枚の威力がすさまじいカードで、かつイラストもクールでかっこいい。
カオスソルジャーー開闢の使者ー
混沌帝龍ー終焉の使者ー
クールという部分がおわかりいただけますでしょうか?かっこいいだけでは子供だましですが、このパック名は「混沌を制す者」。結構かっこつけてますね(笑)。
効果は本当に強すぎで、開闢は禁止カード時期を超え今では無制限カードですが今でも優秀で色んな使われてますし、終焉に関しては強すぎるあまりずっと長い間禁止カードで、効果が書き換えられたエラッタカードとして無制限カードで帰ってきました。カオスソルジャーのリメイクである開闢は、昔からの儀式モンスター人気も相まってシークレットの終焉よりも高額で取引されました。
明らかに強すぎる2枚です。私SOHが幼稚園の頃のパックなので、全然覚えてないのですが、家にオジャマデルタハリケーンがたくさんあるので、おそらく私のお父さんがこのパックを買いまくっていたのではないかと思います(笑)。
この2枚を考えるうえで最初にぱっと思いつくのは、強すぎるからみんなが買った。というもの。強すぎるカードがあったら、友達に楽に勝てる!買うしかないな!という風に、全国の子どもたちが買う、と。
しかし、現在の遊戯王を含むTCGの世界では、そんなことは絶対にありませんよね。遊戯王においては征竜・十二獣を出して、多くの遊戯王ファンを失いました。
こういったファン離れを生むだけのパワーカードに共通するのは、熱いデュエル感が出ていない、というところだと思います。はあ?何言ってんのと思うかもしれませんが、DM世代にせよGXにせよ5Dsにせよブレインズにせよ、みんな熱いデュエルがやりたくて遊戯王をやっているのことが多いと思います。裏取りはありませんが・・・。
開闢の封入率は恐ろしく低く3BOX(15000円くらい)でやっと1枚・・・。終焉に関してはなんと6BOX(27000円くらい)で1枚・・・。
しかも当時はサーチ行為が頻発しており、コンビニなどで大量購入したパックに、レアカードが1枚も入ってない・・・などの悔しい思いをした子どもたちもいたと思います。また、絶対新品主義のような方も多くいらっしゃって、リサイクル事業がまだまだ一般的ではありませんでした。
しかし、どんなに所持者に負けても、レアが出なくても、じゃあ引退しよっか。とはならなかったはずです(比較的ね・・)。死者蘇生で自分のカードのように使えた瞬間はおそらく、「これは絶対当てたい!」と思うでしょう。
でも、征竜や十二獣のコントロールを奪ったり、デッキを借りたりしても、そこにプレイヤーを興奮させる要素はあるのでしょうか?
主観的な内容でお送りしておりますが、征竜はクソゲーを表し、十二獣は手抜きのデザインを表していると思います。ただ、前のパックよりも強いカードを出しているようでは、もしかしたら終了してしまうかも??
さてさて、これは1意見であり、本当にそうなのかはわかりません。私は遊戯王が好きなだけで、遊戯王のカードは作れませんし、口出しもできません。ただ、製作者の方がここに気づいたうえで征竜などを作ったというのなら、私の考えや感覚が追い付いていないだけになります。実際、今も大人気の遊戯王、作り手だってバカじゃないんですから、自らを破滅へ追い込むようなカードデザインはしてないですよね。
してないですよね??
あつかましくも心配(;'∀')
記事作成者 SOH