【魔法罠除去の歴史】大嵐・ハーピィの羽根箒・ハリケーン・ツイツイ【遊戯王】
大嵐やハリケーンのようなお互いの場にあるカードを除去するカードは一見すると、公平に見えますが、これらは不公平です。というのも、大嵐を打つ権利を持っているのは自分なので、自分の場に魔法罠があるときには打たなければよいからです。
しかし、ハーピィの羽根箒。
なんというテキストでしょうか(笑)。開き直っているのか、単にミスなのかなんなのかわかりませんがひどい効果です。こちらは現在では制限カードで、逆に大嵐とハリケーンが禁止カードです。
大嵐ハリケーンは、自分の場のカードを破壊したり手札に戻したりすることによって新しいコンボが生まれてくると、だんだん問題視されるようになっていきました。結果、今は禁止です。
さて、羽根箒が良くて、大嵐がだめという謎の状態に陥っている現代遊戯王ですが、ツインツイスターという大物新人が出てきました。
ツイスターのパロディカードのツインツイスターですが、そもそもツイスターはこんな効果ではありません(笑)。
ライフも払わないわ、表裏関係なく破壊するわでメチャクチャです。第一感、ツインサイクロンですよね。
速攻魔法ということで、羽根箒よりも活躍することがあります(永続魔法罠は発動にチェーンされると効果が無効になってしまう)。
こちらは現在無制限カードですが、2枚(いらない手札を捨てればいい)と2枚交換というのがあまりにも強く、ほぼ羽根箒と同じ強さであるとも言えるくらいです。
まとめ
魔法罠除去はこれまでいろいろな進化や対応、規制を経験しましたが、これからはどうなることやら・・・。灰流うらら等の手札誘発も増えてきており、魔法罠でディフェンスをするということ自体が存続の危機です。しかし、2018年の世界大会では羽根箒もツインツイスターもバリバリの現役で、実況席からも「あーーー」という声が飛ぶくらいでした(YouTubeで動画が見れます、WCS2018 遊戯王 で検索)。枚数を調整しないと、ワンキルデッキで蔓延し、罠を入れている人が泣きます。ツインツイスターのみが悪いというわけでもないと思われますが、砂塵の大嵐は罠ですし、サイクロンは1枚交換です。魔法罠破壊には、すこし加減が必要なのではないでのかと思いました。
私SOH的に1番好きな魔法罠除去は、大嵐です。何かこう・・ストレスとかからすべて開放する、あるいは相手に開放してもらうような展開になって、実生活にも欲しいなと思えるところが高評価です。
記事作成者 SOH