【遊戯王だけ考察する世界】田舎デュエリストブログ

田舎デュエリストたちよ、立ち上がれ。

【不正】ETの悪用・遅延行為や不自然な回復カード【遊戯王】

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 最近は減りましたが、エキストラターンを悪用した不正が遊戯王の大会現場には存在します。

エキストラターンとは

 遊戯王は40分(大会会場によって違います)の中で3試合行って、その勝ち負けの数で勝敗を決定しますが、時間切れになったときにはエキストラターンというルールで決着をつけます。エキストラターンは、時間切れになった瞬間に発動して、その瞬間のターンプレイヤーのターンが0ターン目。そしてそこから1,2,3ターンと進めていき、3ターン目の終了時に、ライフポイントが多い方が勝利するというルールです。

ライフ差の決着ということは

 当然悪用できます。レインボーライフや神秘の中華鍋、非常食、ご隠居の猛毒薬など、おおよそ実用的ではないカードがデッキに入っているような方は、ルールを悪用していることが多いです。しかし、大海賊時代みたいな大悪用時代な環境であれば、もう会場全体回復だらけなので、回復を入れていない人がバカを見ます。そのときには、必要悪で回復を入れている人もいるでしょう(名前とデッキレシピを公開している方はこちら側)。つまり、ルール自体がおかしいといっても過言ではないのです。モラル云々の話ではないときもあります。

害悪なる遅延野郎

inakaduel.hatenablog.com

 考えているフリをしてわざと時間を使うような遅延行為を繰り返す人たちが存在します。こういった連中は、大会の賞品狙いであったりする害悪ガチ勢であることが多いです。しかし、程よいラインで長考されれば、プレイヤーもジャッジもそれを指摘できませんから、非常に難しい問題です。しかし、みんな感覚でわかります。やってる人とやってない人が。日本では冤罪回避のために行われませんが海外では・・・。

海外だとジャッジキル

 アジア諸国も厳しそうですが、EUアメリカの大会では、モラル違反とジャッジが感じればもうその時点でデュエルロスあるいはマッチロスです。悪質な場合は出禁になります。ジャッジには逆らえないので、たとえビッグバンガールのデッキだったとしても、ジャッジの決定は絶対です。しかしこれが日本の大会だとジャッジキルにはなりません。理由は簡単で、証拠や確証が無いからです。いいところでもありますし国民性だと思うので、しょうがない部分ですね。

海外ではET廃止に

※海外海外言ってて帰国子女みたいで申し訳ないです(笑)。

 EUアメリカではETが廃止になって、時間切れの瞬間にライフ差で決着がつきます。YouTubeとかで見れますが、決勝戦は会場の皆様で「3!2!1!0!」とカウントダウンがはじまります(笑)。これは大問題に見えますが、でもそれには最近の遊戯王事情が深く関わっていました。

1ターンが長すぎ問題

 剛鬼トロイメアなど、先攻展開に10~20分くらいかかるダル重デッキが増えました(泣。これらのせいで、ETと言えども40分からさらに20分くらい追加されるわけですから、それはもう、大会の1日のスケジュールが狂います。40分と決めたら40分で!というのはよくわかります。それで、海外はETが廃止になったのでしょう。

でも不正は絶対ダメ!

  ルールにはたしかに不備があります。しかしそれを悪用しているようではまともな大人として認められるようになれません。小学校低学年くらいでそういうのは終わらせて、人に見られるような黒歴史、自分だけが知っている黒歴史などは極力減らしていった方が得です。賞品がないと生活ができない、家で病気の弟が、みたいな人はまずいないでしょうから不正は完全なる悪ですね。

 

まとめ

これから大会デビューするという方は、こういった不正のことを頭の片隅に入れておくといいかもしれません。トラブルになっても、こちらの正当性を突きつけ、相手を改善させましょう。

 

記事作成者 SOH