【メタビ】増殖するGを回避するのは優秀な戦略かもしれない【遊戯王】
本記事のテーマ「メタビは増殖するGと墓穴に強いという地味な特徴は、実はかなりの有力戦法なのではないか論」
インスペクトボーダーやライオウ、パキケファロなどの、単体で制圧力が高いモンスター数体のみを使い、他はすべて妨害用魔法罠カードで構成されたメタビートデッキというものが存在します。
今流行しているメタビートデッキの特徴
・先攻有利、後攻はかなり不利
・基本的にモンスター効果と特殊召喚を止める構築
・自分は滅多に特殊召喚しない
・死者蘇生やソウルチャージなどのカードを使わない
などです。
先攻で有利です。理由として、相手のデッキによっては特殊召喚からコンボが始まったり、モンスター効果からコンボが始まるデッキがあります。しかも、リンク召喚などのエクストラモンスターはすべて特殊召喚されるモンスター。したがって、先攻でパキケファロを出して、戦闘破壊から守っているだけで、8回殴ってゲームエンドです。
しかし後攻は話が別で、手札誘発(うららうさぎ)を入れていないので、剛鬼トロイメアなどのエクストラリンク系はもちろんのこと、神の宣告や神の警告をガン積みしているようなデッキに対しても、やはり勝のが難しいです。ボーダーパキケが死ねば、もう相手にダメージを与える機会が当分訪れません。システムモンスターに命削りが無効にされるのも痛いです。
死者蘇生やソウルチャージは、特殊召喚する効果なので、あると手札で腐ります。最近の遊戯王は、1ターンに何枚の手札を使えるかという勝負でもあるので、基本的には、数ターン後に光るようなカードは採用されません。
一切の特殊召喚をしない
ここがデカいのではないか?と最近思いました。まあ散々みんな言ってることではありますが、増殖するGを完全なるゴミカードに変える力があるというところが本当にかなりのアドバンテージを生んでいるのではないかという話です。※うえきの法則みたいですね(笑)。
というのも、まずこのカードを見てください。
入れられないデッキがほぼ存在しない汎用性を持つカードで、現在はみんな納得の禁止カード強欲な壺。実際は、お互いにデッキに入れてるはずなので、禁止なのかどうかは少し怪しいですが、現実、禁止です。
さて、増殖するGですが。こちらも、相手のデッキ次第では強欲な壺状態です。
チェーンブロックを作る特殊召喚をしようとすれば、Gで1ドロー。この時点で特殊召喚が終わりになるのなら、Gの性能は罠で1ドローの強欲な瓶と同等の使いづらいカードになります。
しかし、最近の遊戯王では
ハリファイバーやサモンソーサレスは、まず召喚時に特殊召喚効果を発動します。ここでチェーンブロックが作られるので、今だ今だ今だ~と(笑)増殖するGを発動してしまえば、たくさんドローまたは崩れた場となるので、美味しすぎます。
ハリファイバーサモソを使用しないデッキは少ないです。つまり、デッキにGを3枚入れるということは、強欲な壺を3枚入れること。とも言えるのです。
しかーし、メタビは特殊召喚を一切しません。
インスペクトボーダーもパキケもライオウも、通常召喚です。相手のGは、ただの虫けらに(笑)。G裏守備セットは、戦闘破壊されて、活躍したとは言えません。相手のデッキに3枚のゴミカードが入っている状況。これは実は強く見えます。言ったらハンデスのようなものです。
初期手札が1枚少ないとか(ふたご悪魔は自分も手札を使うので1アド)、ドローフェイズがスキップされると考えたときには、あのいたずら好きな双子悪魔と八咫烏のような凄まじい禁止カード級の強さを発揮してくれることになります。相手がGを引けば。
これは強い!なんでみんな使わないの?と思えてきますね。
墓穴も同様
手札誘発・墓地利用とは無縁なメタビートは、墓穴の使命者を完全に腐らせます。G同様に、腐った分だけアドバンテージを得られますから、これで
2アド!
メタビ最強だ!
と、思っていた時期が私にもありました。
ドドドン
いらねー手札は、ポイですよ。ええ。
トロイメアは特殊召喚なのでさておくとしても、ツインツイスターは辛すぎる(笑)。
ツイツイにはこれといった対策が無く、完全なるクソカードです(笑)。
(笑)
記事作成者 SOH