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【TCG】害悪古参はなぜ害悪なのか【遊戯王】

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TCGに限った話ではないですが

害悪古参という、ワードがあります。

本記事ではTCGにおける害悪古参についての考察をします

 

古参というのは、昔からTCGをやっていたり昔からそのカードショップに通っていたりする人たちのことです。

 

 

<どこの誰が古参と呼ばれているのか>

 「古参」は、完全に自己申告です。言わなければ、周りは知らないし、例え周りが「この人昔からやってる人なんだな」と感じても、別に「古参の○○さん」という感情は抱きません。したがって、「いかにも、私が古参である」みたいに自らアピールをしない限りは、古参という風に認識されることはありません。

 

 

<古参アピールは悪いことなのか>

「私、昔からやってるんだ」など、話のタネになります。節度を守っていれば、古参というのもその人のキャラクター性を強めることにつながるでしょう。先ほど書いた通り、自分で言わない限りは「古参キャラ」にはなれませんので、ここで古参アピールが重要になってきます。「最初に当たったブルーアイズホワイトドラゴン、今でも使ってるんだ」とか、素敵だと思います。お年寄りだって立派なヒゲを生やすし、社長さんだって高いスーツを着ます。自分のキャラクターをしっかりアピールするということは生きていくうえで重要なことだと筆者もそう思います。したがって、古参というキャラクターを自分に持たせようとすること自体には問題がないと言えます。

 

 

<では害悪古参とはどんな人?>

害悪古参。似ている表現は「イキリオタク」です。

inakaduel.hatenablog.com

 害悪古参は、そのまんま害悪な古参という意味ですが。誰にとって、どんなところが害悪なのかをこれからご説明します。

<誰にとって?>

 TCGをプレイする人、売る人、作る人、TCGに関係するすべての人にとって害悪な存在です。プレイする人を不快にし、新しく始めたユーザーを「にわか」などと煽ることでデュエルスペースの雰囲気をぶち壊し、自らが広告塔となってそのカードゲームのイメージを汚らしいものへと変えていきます

<どんなところが害悪?>

 

 モラルが無かったり、社会の常識・世界の自然な法則とズレてしまっていたりします。このような横暴も、「古参」というだけでまかり通ってしまいます。TCGショップのデュエルスペースはこの古参が裁かれない不思議な世界なのです。

 

<害悪古参による害悪な行い>

<モラルの欠如>

 どこにいても変わらないこと、「新入りにはやさしく」「年下の失敗は大目に見る」など。住みよい世界を作るためには必ず必要なものです。毎日みんなで住みよい世界を目指してがんばっているわけですが、害悪古参たちにはそもそもモラルが存在しないので、環境とか人の気持ちとかは関係ありません。新規ユーザーがプレイングミスをしていたら「雑魚」「にわか」などと煽り傷つけ、小学生がズルしたり負け惜しみを言ったりすればその小学生に対してマジ切れしたりと、ほんとになんにも考えていません。これでは本能に正直に生きる犬猫と同じです。

<社会の常識・世界の自然な法則とのズレ>

※ここで言う常識とは「女は家事だけやれ」とか「大卒資格はとるのが当たり前」のような賛否が分かれるようなものではなく、「いじめは良くない」や「なまけものががんばる人より得をするのはおかしい」のようなあくまで世界レベルで認められているような常識についてです。

 害悪古参は世間知らずです。そのため、「古参」という肩書きに対して「かなり重要なもの」というイメージを持っています。論理的に考えれば、「古参」そのものは無価値です。

 害悪古参は人を見下します。TCGのみが生きがいの彼らは、自分以外の人間すべてを見下しています。彼らにとって、新規ユーザーは「にわか」、トーナメントプレイヤーは「楽しくないデッキを使う人」、おもしろいデッキを作る人は「安定しない勝てないデッキを作る人」。彼らは目に映るものすべてを見下すことができます。世界にはいつの時代も、自然な法則が存在し続けています。新規ユーザーは今は道の途中、将来上達することでしょう。トーナメントプレイヤーは努力家です、結果を残すことは簡単ではありません。おもしろいデッキを作る人には才能があります、多くの人が認めてくれるでしょう。一方害悪古参は、この中のどれにも該当しません。「古参」という肩書きしか持っていないのです。

 

さて害悪古参の害悪さがわかってきたと思います。

次は害悪古参は何かプラスをもたらすのかについてです。

 

<害悪古参がいなくなったら困るのか?>

 害悪古参は悪者です。しかし、彼らは果たしてマイナスしかもたらさない存在なのでしょうか?いるときのデメリットは先ほど書きました。では逆にいなくなったときのデメリットを考えていきましょう。

<デメリット①害悪古参の数だけお客さんが減る>

 害悪古参も消費者です。したがって害悪古参がいなくなれば、害悪古参分の客が減ることになります。ですが心配無用です、害悪古参がいなくなったことによりデュエルスペースが平和になれば、きっと客は増えることでしょう。

<デメリット②古参プレイヤーの友達が減る>

 害悪古参と言えども、ほかの普通の古参プレイヤーからすれば「仲間」です。年齢が上がれば上がるほどに同世代でTCGを続けている人は減っていきますから、この古参プレイヤーは引退の道へ進んでいく可能性が強まります。この点は明確なデメリットと言えます。

<デメリット③三軍(陰キャ・オタクなど)がいずらい場所になる>

※主観的な内容ですがどうぞお付き合いください。

 学校のクラスで美男美女の一軍グループ、部活動命の二軍グループ、オタクなどの三軍グループというものが、感覚的に存在しています。TCGユーザーの多くは三軍です。三軍は、目立つのが好きではない上、一軍二軍と絡むことを避けたりします。筆者は一軍二軍三軍には優劣が無いと思っていて、三軍にいるのが楽なら三軍にいても別にいいと思っています。筆者も三軍です。

 さて、害悪古参は基本的に三軍メンバーです。ということは、害悪古参は三軍に一票を投じている存在ということになります。しかしこの害悪古参がいなくなったとしたら、デュエルスペースには今度は一軍二軍がそれなりに入ってくるかもしれません。そうなったとき、我々三軍は、そこには多少いずらくなってくると思います。一軍二軍の消費活動と、三軍の消費活動に差がある場合、三軍が減ったことによる店側・メーカーへのダメージというものも生まれてくるでしょう。この点もデメリットと言えます。

 

 

害悪古参がいなくなることによるマイナスが存在することがわかりました。次は、結局のところ害悪古参はどう扱えばいいのかについてです。

 

<では結局、害悪古参はどう扱えばいいのか>

 

 害悪古参が存在することによって生まれるマイナス。しかし、害悪古参が存在しなくなった時に生まれるマイナスもある。

 ここに関しては、理論だけでは確定できない問題だと筆者は思います。やってみないとわからないことに分類されると。

 一番いいのは、害悪古参がきれいな古参に変わってくれることですが、それができたら苦労しませんね。

 筆者の意見を述べると、まず率先して害悪古参の図星を突いて勉強させること。そして、必要ならば冷遇すること

 徹底的に現実をわからせてあげてください。また、害悪度が深刻である場合は冷遇しましょう。その後その害悪古参が引退などしてもそれは仕方のないことだと思います、ベストは尽くしたので。

 

 

以上、害悪古参についてでした

しかし我々田舎勢のカードショップは害悪古参が多数派である場合が多く、冷遇作戦が通用しないですよね。

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記事作成者 SOH